富山、高岡の両市で21日開かれる特別試写会「映画『母(かあ)べえ』公開記念 北日本新聞スペシャルプレビュー」(北日本新聞社主催)に合わせ、主演女優の吉永小百合さんと山田洋次監督が同日午前、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で記者会見を開いた。吉永さんは「戦争の時代、命の大切さを描いた作品。多くの人に見ていただきたい」と作品に寄せる思いを語り、山田監督は「富山でもヒットしてほしい」と期待した。
母べえは松竹の製作・配給で、太平洋戦争開戦前後の時代を懸命に生き抜いた母子の物語。文学者の夫を特高警察に逮捕された母(吉永さん)が、さまざまな困難に遭いながら2人の娘を育てていく姿を、周囲の温かな優しさや支えとともに描いている。
会見で吉永さんは「出演の話をいただいた時、こんな映画に出てみたいと思った。当時の時代背景をいろいろと勉強し、温かくてしんの強い女性をイメージして演じた」と話した。
山田監督は「ちゃぶ台を囲む家族にしのび寄る戦争の無気味さを感じ、歴史を振り返るきっかけにしてほしい」と話した。
特別試写会は21日午後、ファボーレ東宝と高岡TOHOプレックスの二会場で開き、吉永さんと山田監督が舞台あいさつする(参加申し込みは終了)。
公開は1月26日から。県内では両館と富山シアター大都会、ワーナー・マイカル・シネマズ高岡で上映する。
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2007年12月21日
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