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2008年11月19日

義農作兵衛の苦悩描く 命と引き換えに麦種守った 松前 一期座が第2弾制作発表 越智代表「熟年の表現見せたい」 <愛媛新聞>

県内の熟年劇団「完熟『一期座』」(越智陽一代表)の第2弾公演で、伊予郡松前町の偉人・義農作兵衛の生きざまを描いた「あっぱれ作兵衛 義農伝」の制作発表が18日、同町役場であり、脚本・演出担当のフリーライター大沢紘一さん(66、東温市)が「作兵衛が何をしたかではなく、人柄を強調した脚本に仕上がった」と語った。

作兵衛は、江戸中期の享保の大飢饉(ききん)で自らの命を犠牲にして麦種を守った人物。大沢さんは「命と引き換えに麦種を守ろうと決意するまで、普通の人と同じように悩んだと思う。その過程を描いた」と説明。劇団のモットー「明るく、楽しく、分かりやすい」要素も盛り込んだという。

同劇団は2007年10月、中四国初の熟年劇団として旗揚げ。今年2月、チェーホフ原作の「伊予弁『再婚申し込み』」を初上演した。

今作は、52〜78歳の24人が出演。4月から練習を重ねており、越智代表は「人生経験豊富な熟年世代だからこそ表現できる命の大切さを見せたい」と抱負を述べた。制作発表後、大沢さんらは町内にある作兵衛の墓参りをした。

公演は2009年1月17、18の両日に東温市見奈良の坊っちゃん劇場で、2月21、22の両日に松前町筒井の松前総合文化センターで行われる。


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